脳と腸の関係
先のブログで、グルテンが腸に悪影響を与える…という内容でお話させていただきました。
その結果、「脳にも影響するんだよ」という事を、書いていきたいと思います。
「腸脳相関」という言葉をご存知でしょうか?
まさに腸と脳は相関関係にありますよ~。という意味なんだけど…。
例えば、何か緊張することがあったり、ストレスを感じた時に、お腹が痛くなったり調子が悪くなったりした事ってないでしょうか?
そうなんです。これって、腸と脳がつながってる事の現れなんですよね。
腸は脳と同じくらい神経細胞が多く集まっていて、体内免疫にも最もかかわりを持つ機関であるために、「第2の脳」とも言われてるんです。
そもそも、口から入ってきた食べ物は、胃からまず小腸へ運ばれ、そこで消化を行い、腸の内壁から栄養分を吸収して、全身の細胞にいきわたらせます。
その腸が調子悪いとどうでしょう?
水も栄養分も十分に吸収できない→脳にも必要な栄養を送ることが出来ない。
…といった状態になる事は明らかですよね。
例えば、脳内の神経伝達物質 セロトニン…俗に「幸せホルモン」と呼ばれるものは、
約90%が腸内で分泌されています。
また、自律神経にも腸は大きく関りを持っています。
自律神経は、大きく分けると「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、
活動時には交感神経が、休息時には副交感神経が働きます。
そのバランスを保つことがとても大切で、そこにも腸は大きく関与していて、
腸の働きが悪くなってくると、この自律神経のバランスが崩れ、鬱や神経症を引き起こす要因となる事もあるのです。
どうでしょうか?
脳にも大きく影響を与える「腸」大切にしていきたいですよね。
私たちは、脳をクリアーにして活性化させ、集中力や判断力、記憶力を高めていきたいわけですから、
グルテンも、出来るだけ控えるのがベストだという事がお分かりいただけましたでしょうか。